たまりがちな地域のかかりつけ病院

診療所や病院などは、それぞれ適した機能を持っているものです。
街のかかりつけ医などは、地域住民のコミュニティの場となりやすい傾向にあります。
特に高齢者は足腰が衰えてくるため、自宅から近い地域の病院にかかる人がほとんどかもしれません。
各地域において病院の役割は大きく、特にかかりつけ医は患者さんにとって大きな存在でもあります。
家族で長年にわたって同じ病院にかかっているという人も多く、家族構成や基礎疾患など蓄積されたデータなどにより、かかりつけ医は患者さんの生活背景や発症するリスクの高い疾患などを注視したり、予防できるのだといえます。
とはいえ、同じ地域に住んでいる人もかかりつけ病院が一緒である場合が多いです。
病院によってはリハビリに通う高齢の患者さんも多く、人が集まればときには井戸端会議のように話に花を咲かせることもあるでしょう。
しかし、病院には年齢も症状もさまざまな人が訪れるため、高齢者のたまり場のようになってしまうのは他の患者さんにとって迷惑千万です。
たくさんの地域住民がかかりつけ医のお世話になっていることを考えなければいけません。
家族以外の人とコミュニケーションを図ることも脳の刺激や心の癒やしになりますが、あえて病院で会話を弾ませるのではなく、診察後に地域コミュニティなどを活用するのがベターです。
お年寄りが病院を占領してしまわないように、また診療の延長で病院がコミュニティ化してしまわないようにさまざまな対策を講じる必要があります。