医療スタッフの苦労

内科などに行くと、病院が診察を始める前から多くのお年寄りたちが待合室でご飯を食べたり、話をしたりして待っている姿を見ることがあります。
もちろん病院に遊びに来ているわけではありません。
彼らたちもそこの病院で診察を受けている患者さんなのです。
しかし、見るからにどこも具合が悪いようには見えない人も多く見受けられます。
彼らのほとんどは、糖尿病や高血圧など、管理をしっかりすれば症状が出ない病気や、慢性的疾患で症状がゆっくりと進んでいるお年寄りなのです。

ですから、憩いの場として話をしている人たちも、自分の番がくれば診察室に呼ばれて診察を受け、薬をもらい、バスなどの迎えが来るのを待って帰宅するということになりますが、実はこうした状況が悪い影響を与えていうことがあります。

診察前の人ばかりならまだ話はわかるのですが、問題は診察が終わった人たち。
診察が終わってもしばらく、迎えやバス、電車を待つために待合室で過ごしている人が多いのです。
そういったお年寄りたちが待合室を占めてしまう関係で、具合が悪くてくる若い人たちが座れなかったり、具合が悪いのに話しかけられて困っている人も多いのです。
また、お年寄りたちは朝早くから来る人が多いため、仕事の合間に診察してほしくて病院へきたのに込みすぎて見てもらえないという状況も見受けられます。
このような状況を回避するために、慢性疾患のお年寄りの患者さんを持つ病院は対応策を考えていかなくてはなりません。

私の知り合いの看護師は、そういった状況の中でお年寄りを注意をしたところ「もう二度とここには来ない」と逆に怒られたそうです。いい年まで生きてきて、周りの人々の気持ちがわからないのはとても残念で悲しいことだなと感じました。聞いたところ、こういう事例は少なくないそうです。人をケアするだけでなく、時には厳しいことも言わなければならない看護師の仕事は本当に大変だろうなと思いました。患者側の私達も、もう少し医療スタッフの苦労を理解したほうがいいのかもしれません。
看護師の大変さがわかるサイト【病院は社交場~心のリハビリ相談窓口~

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